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『文の中にある言葉は辞書の中にあるときより美しくなければならない』と芥川は言います。言葉が持つ曖昧さが生み出す情景や捉え方。その過程も美しさなのかも、みたいな話を。

人は幸せになるために生まれてきたのかもしれないけど、その「幸せ」が顔を出しては「違うよ」と言うものだから、違わない幸せをずっと考えていた時の頭の中です。

12月になると、近所のお豆腐屋さんが店先に小さなクリスマスツリーを飾ります。飾り代わりの小さなチラシをつけて。どうしても愛おしいこのツリーが、なぜ愛おしいのか。感性との対話はむずかしい…

「このまま起きなければどうなるんだろう」みたいな幼い頃の布団の中から、特に変わらず大人になってしまいました。今もまだ死について考えるお布団の夜があります。

「エモい」と揺れた心を、画面越しの「#エモい」に変換しただけで何か大切な部分が削ぎ落とされてしまっているなぁ、なんて考えています。

「自分軸で」「自己肯定感を」なんてのが流行り出したSNS。わたしや、きっとみんなも、他人ありきの自分が必ずいて、それは弱さでも変えるべきものでもないよね、とか思ってました。

最近のくつざわがわかる取材記事です。